はじめに:年齢とともに「燃えにくくなる」理由
「昔より太りやすくなった」「冷えやすくなった」「汗をかきにくい」──
このような悩みは、30代以降の多くの方が感じる体の変化です。
その根本にあるのが「代謝の低下」。
代謝とは、食べた栄養をエネルギーに変えたり、老廃物を排出したりする体の働きのこと。
この代謝が落ちると、同じ生活をしていても太りやすくなり、疲れが抜けにくくなります。
現代では、デスクワークやスマホ姿勢による「筋肉の活動量の低下」、睡眠不足やストレスによる「自律神経の乱れ」が、代謝低下をさらに加速させています。
そんな代謝を根本から上げ、体の内側から“燃える力”を取り戻すために注目されているのが、マシンピラティスです。
1. ピラティスが代謝を上げる「本当の理由」
① インナーマッスルを鍛えて、基礎代謝を底上げ
代謝を上げるためにまず大切なのは、筋肉量。
特に、姿勢を支える“インナーマッスル”が衰えると、見た目の姿勢が崩れるだけでなく、基礎代謝も低下します。
ピラティスは、腹横筋や多裂筋、骨盤底筋といった深層筋にアプローチするエクササイズ。
筋肉の「量」よりも「質」にフォーカスし、日常動作の中で効率的にエネルギーを使える身体をつくります。
一般的な筋トレでは表層の筋肉を刺激しますが、ピラティスでは体幹を中心に“中から燃える筋肉”を目覚めさせるため、冷えやすい人・運動が苦手な人にも取り入れやすいのが特徴です。
② 姿勢改善で呼吸の効率を高める
代謝と呼吸は密接に関係しています。
姿勢が崩れ、背中が丸まると、肺が十分に広がらず、酸素の取り込みが減少。
その結果、細胞への酸素供給が減り、体全体の代謝も低下します。
ピラティスでは、「胸式呼吸」を用いながら胸郭(胸まわり)を大きく動かすため、酸素の取り込み量が増加。
呼吸が深くなることで、酸素と二酸化炭素の交換が活発になり、細胞レベルで代謝が促進されます。
「呼吸の質を整えること」こそが、効率的なエネルギー代謝の第一歩です。
③ 自律神経を整えて、内臓の働きを活発に
ストレスや不眠、長時間の緊張状態は、交感神経が優位になり、代謝を下げる原因になります。
ピラティスの特徴である「呼吸と集中」「緩やかで正確な動き」は、副交感神経を優位にし、心身をリセット。
自律神経のバランスが整うことで、消化・吸収・排泄といった内臓機能もスムーズになり、結果的に体の内側から代謝が上がる状態が生まれます。
2. 「代謝を上げたいのに上がらない」人の共通点
多くの人が、代謝を上げたいと考えて運動を始めます。
しかし、なかなか結果が出ない場合、その原因は以下の3つにあります。
- 筋肉を使っているつもりで、使えていない
フォームが崩れていたり、呼吸を止めて動いていると、代謝を上げるための筋肉(体幹や下半身)が十分に使えません。 - 無理な運動でストレスを溜めている
過剰な運動や我慢によるダイエットは、むしろストレスホルモンを増やし、代謝を低下させます。 - 姿勢の歪みでエネルギー消費が非効率
骨盤の傾きや背骨の歪みは、筋肉の使い方を偏らせ、全身の巡りを悪くします。
ピラティスは、この3つの問題を同時に解消できる数少ないエクササイズです。
3. ピラティスが「冷え・むくみ」にも効く理由
代謝が低い人の多くが悩むのが「冷え」と「むくみ」。
これらは血流やリンパの滞りによって起こります。
ピラティスでは、呼吸に合わせて全身を伸ばし、関節を大きく動かすことで、体液循環を促進。
マシンを使うことで、普段動かしにくい筋肉や関節も安全に可動域を広げることができます。
特に、股関節や肩甲骨まわりの動きが良くなると、下半身の冷えや顔のむくみの改善にもつながります。
体温が1℃上がると、基礎代謝は約13〜15%上がるとも言われています。
つまり、ピラティスで“温かい体”をつくることは、自然な代謝アップの近道なのです。
4. 有酸素運動とピラティス、どちらがいい?
脂肪燃焼=有酸素運動というイメージを持つ方も多いですが、実は代謝を上げるには「筋肉+呼吸+姿勢」の3つが鍵になります。
ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は一時的な消費エネルギーを増やしますが、筋肉量を増やす効果は限定的。
ピラティスでは、筋肉を“使いながら整える”ことで、日常の代謝そのものを底上げします。
また、姿勢改善によって呼吸が深くなるため、運動していない時間も代謝が高い状態をキープできます。
つまり、ピラティスは「燃える体をつくるための基礎代謝トレーニング」なのです。
5. 続けることで感じる「3つの変化」
- 体温が上がり、冷えにくくなる
ピラティスを続けると、深層筋が鍛えられ血流が改善。手足の冷えが自然と軽減します。 - 姿勢が整い、疲れにくくなる
代謝が上がることで、酸素と栄養の循環がスムーズに。デスクワーク後のだるさや肩こりも軽減。 - 体のラインが変わる
代謝アップと筋肉のバランス改善により、体のラインがすっきり。特にお腹まわりや二の腕、脚のむくみが変わりやすいです。
6. 代謝を上げるためのピラティスの通い方
ピラティスは、1回でも体が軽くなるのを感じますが、本当の変化は3ヶ月の継続で現れます。
- 初心者はまず週1回から
- 体質改善を目的とする場合は週2回が理想
- 自宅では呼吸やストレッチを少し取り入れるだけでもOK
継続のコツは「完璧を目指さないこと」。
ピラティスは“頑張る運動”ではなく、“整える運動”。
体を追い込むのではなく、正しい動きと呼吸を積み重ねることで、代謝が自然に高まります。
7. 秋・冬は特にピラティスが代謝アップに最適な季節
気温が下がる秋冬は、体が冷えやすく代謝が落ちやすい時期。
しかし、筋肉を動かして「体の中で熱を生み出す」ことで、寒い季節も巡りの良い体を維持できます。
また、秋は食欲が増し、冬は活動量が減る傾向があるため、「代謝が落ちやすい季節こそ、ピラティスで燃える身体をつくる」がポイントです。
8. まとめ:代謝アップは“頑張らない努力”で叶う
代謝を上げるには、激しい運動も食事制限も必要ありません。
大切なのは、体の使い方・呼吸・姿勢を整えて“エネルギーが巡る体”をつくること。
マシンピラティスは、無理なく全身を動かしながら、
・筋肉の質を高め
・呼吸を整え
・自律神経をリセットする
──この3つを同時に実現できる理想的なメソッドです。
「冷えやすい」「痩せにくい」「代謝を上げたい」
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