ピラティスの効果を“体に残す”ために必要なもの
ピラティスを続けているのに「体が引き締まらない」「疲れが抜けにくい」——。
その原因のひとつが、タンパク質不足です。
タンパク質は筋肉だけでなく、肌・髪・爪・内臓・ホルモンなど、体を構成する基本素材。
どれだけピラティスで正しい姿勢や動きを習得しても、材料が不足していれば体は変わりません。
つまり、ピラティス=動きの質を整えること、
タンパク質=その変化を体に定着させる材料。
この2つがそろってはじめて、しなやかで強く、美しい体がつくられます。
タンパク質不足がもたらす“隠れた不調”
タンパク質が足りない状態が続くと、以下のようなサインが現れます。
- 筋肉が落ちやすい・代謝が低下する
- 疲れやすく、集中力が続かない
- 肌のハリ・ツヤがなくなる
- 髪が細くなる、爪が割れやすい
- 冷えやむくみが取れない
これらは、ピラティスで整えたはずの体が「変わらない」と感じる原因にもつながります。
最新の栄養学:大切なのは「タイミング」より「1日の総量と質」
かつては「運動後30分以内にタンパク質を摂るべき」と言われていましたが、
最近の研究では、摂取タイミングよりも1日の総摂取量とバランスが重要だとわかっています。
複数のメタ解析でも、運動直後かどうかより「必要量をしっかり確保できているか」の方が
筋肉の維持・回復に強く影響することが報告されています。
そのため、ピラティスを行う方は、「1日のトータルでどれだけ摂れているか」を意識することが大切です。
ピラティスをしている人に必要なタンパク質量
一般的に、健康維持には体重1kgあたり1.0gほどのタンパク質が推奨されますが、
ピラティスのように筋肉を使って姿勢を保つ運動をしている方は、1.2〜1.8g/kgが理想的。
- 50kg → 60〜90g/日
- 60kg → 72〜108g/日
朝・昼・夜・間食に分けて、1回20〜30gずつ摂るのが吸収効率も良くおすすめです。
タンパク質の「質」に注目:植物性プロテインのすすめ
ピラティスをしている方に特におすすめしたいのが、植物性プロテイン(プラントベースプロテイン)です。
最近では多くの女性が、動物性から植物性へと切り替えています。
その理由は、単なる「ヘルシー」ではなく、体と消化へのやさしさ・持続的な代謝サポートにあります。
1. 消化吸収が穏やかで体に負担をかけにくい
ホエイなどの動物性プロテインは吸収が早い反面、胃腸に負担がかかることがあります。
一方、植物性プロテイン(えんどう豆・玄米・大豆など)はゆるやかに吸収され、腹持ちも良いため、
日常的にピラティスを続ける女性やデスクワークの多い方にも最適です。
2. 腸内環境を整えやすい
植物性プロテインには、食物繊維やポリフェノールが含まれているものも多く、
腸内環境を整える効果が期待できます。
腸が整うことで、栄養吸収・代謝・肌の調子も安定し、体全体の巡りが良くなります。
3. 抗酸化・アンチエイジング効果
植物由来のプロテインには、ビタミン・ミネラル・フィトケミカルなど、
体の酸化を防ぐ成分が含まれています。
これらは筋肉の炎症を抑え、疲労回復をサポートするだけでなく、
美容にも良い影響をもたらします。
4. ピラティスの目的に合った“しなやかな体づくり”に最適
ピラティスでは、ボディビルのように筋肥大を目指すのではなく、
「軸を安定させ、動きを美しくコントロールできる筋肉」を育てます。
植物性プロテインは、筋肉を大きくするより質を高め方向に作用しやすいため、
しなやかで柔軟性のあるピラティスボディを目指す方にぴったりです。
ピラティス×植物性プロテインの組み合わせ方
1. 朝食や間食での取り入れがおすすめ
朝にプロテインを摂ることで、1日の代謝スイッチを早く入れることができます。
レッスンが午前中の場合は、朝食に植物性プロテインをプラスしておくと、
体が軽く動き、集中しやすくなります。
また、仕事の合間やおやつタイムに取り入れることで、
血糖値の安定や間食の食べすぎ防止にもつながります。
2. 食事とのバランスを意識する
植物性プロテインは脂質が少なく、他の栄養素と組み合わせやすいのが特徴。
例えば:
- 豆乳+バナナ+オートミールのスムージー
- サラダにゆで卵と豆腐をトッピング
- 夜は魚+野菜スープ+プロテインドリンク
このように食事全体の中で無理なく取り入れると、自然に摂取量を増やせます。
3. スタジオでの販売プロテインの強み
当スタジオで販売している植物性プロテインは、
- 人工甘味料・保存料不使用
- 国内製造で安心安全
- 必須アミノ酸バランスが整っている
- 美容・疲労回復成分(ビタミン・ミネラル)を配合
ピラティスを習慣にしている方が毎日続けやすく、
「飲むほどに体が整う」ことを目的に開発されたものです。
レッスン後のリカバリーや、朝の代謝サポートとしても非常におすすめです。
まとめ:動きと栄養の両輪で“内側から変わる”
ピラティスで整えるのは、筋肉や姿勢だけではありません。
呼吸、自律神経、血流、そして代謝のリズムまで含めた“全体の調和”です。
そのためには、外から整える「動き」と、内側から支える「栄養」の両輪が必要。
植物性プロテインは、その中でも体に優しく・持続的に・美しく変化を支える栄養源です。
- ピラティスで体の軸をつくる
- 植物性プロテインでその軸を維持する
このサイクルを続けることで、しなやかで疲れにくい理想のボディが自然に定着します。
最後に
ピラティスは“意識のトレーニング”でもあります。
動き方を意識するように、栄養の摂り方にも意識を向けることで、
体はより効率的に変わっていきます。
「最近、疲れやすい」「筋肉がつかない」「体が軽くならない」
そんなときは、スタジオで取り扱っている植物性プロテインをぜひ試してみてください。
美しく動ける体は、日々の小さな選択の積み重ねから生まれます。
ご予約の下記から
https://sattou.jp/reserve/nagi/
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